まずは下見から始めることがポイント

転職するにあたり、自分に合った職場を見つけるにはいくつかのコツがあります。
しかしながら、転職先でも自分が気持ちよく働ける場所を見定める事は、至難の技といえるでしょう。

求人案内の情報だけでは、実際にどんな人間が、どの様な業務を行なっているのか、までは知ることができません。
求人案内で知ることができる情報は、給与や手当、休日の日数、業務内容などの条件に限られてしまいます。
自分のキャリアに見合ったものか否かを知ることができても、職場の実際の雰囲気が自分に合っているものか判断まではできません。

しかし、求人案内で掴みきれなかった情報でも、下見によって自分がストレスなく働けるかどうか、ある程度の情報を補うことができるのです。

応募する前の下見は、まずどんな人間が働いているのかを確認することもできますし、業務の感覚もある程度知ることができます。
実際に働いている人の顔つきや会話から業務はどの位忙しいのか、時間帯を変えて訪れれば実際に残業はどの位あるのか、なども知ることも可能です。

大きなビルの中に入っていて直接職場を見られなくとも、入り口付近をある程度観察すれば出社や退社してくる人の足取りや、表情、さらには取引先の人たちなど業務に関わりそうな大まかな雰囲気を掴むことができます。

さらに、事前に下見をしておくメリットもあります。
事前に下見をしておけば、応募した後に道に迷うこともなく、面接前でもある程度の余裕を持って面接に臨むことができます。
余裕があるとミスも少なくなるため、採用される可能性を高めることができるでしょう。